前回のボールペン工房訪問記
桐平さんで作っているのは
ボールペンの先端の金属部分等の
小さな部品だとお話しました。

これは「挽物」と言われる加工物です。

一本のボールペンを作るためには

挽物屋さん、
プレス屋さん(またはパイプ屋さん)
メッキ屋さん
塗装屋さん
印刷屋さん
彫刻屋さん
芯屋さん
クリップ屋さん

実に8軒もの各専門の
町工場の技術が必要です。

しかも、メッキ屋さんも
金メッキ、銀メッキ、クロームメッキ、ロジウムと
メッキする種類によって、工場が変わるそうです。

主に葛飾区・江戸川区にある町工場で
それぞれのパーツをつくり
組み立てて、ようやくできあがります。

Cカンパニーのように
材料を仕入れたら
自分たちですべてをつくる
というのとは訳が違う!

そして、今回一番驚いたのは
ボールペンのボディーの作り方。

塗装をしているため
見た目にはわかりませんが
キリタのボールペンは真鍮でできています。

「真鍮をプレスしてボディーを作り出んです」

という説明を聞いた時
たまたま目の前に横たわっていたボールペンをみて

厚み1センチ程度の半分をプレスして
つなぎ合わせる技術があるんだろうな
と想像したのですが、大間違いでした。

「ボールペンを立てた状態にして
上から突いていくんですよ」

というではないですか?!

真鍮のような堅いものから
こんな細くて薄いものを
突いてつくると言うのです!

一枚の平らな真鍮を
型を変えながら、4~5回突き
最後に凹凸の型でプレスして成形。

上下を切断してボディーが
できあがるんだそうです。

言葉では伝わりにくいかも知れないので
絵を描いてみました。
160927

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post by ccompany at 10:09 | ものづくりのこと
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